革の表面を良く見てみてください。ジラフ模様の内側だけヘアレザーの質感を残しているのがお分かりになるでしょうか。 驚くことにこの革は、革をなめしてから一度全体を染め、ピンク色の部分だけを染色。その後毛並みの上から糊をつけ、ゴールドベージュの箔押しをかけています。これは古くから革の加工技術に優れ、柔らかい絶妙な色づかいを得意とするイタリアだからこそなせる職人技なのです。

部屋にたった一輪の花を飾るだけで、空気はふわりと華やぎ、心豊かに過ごすことができます。シンプルに一輪だからこそ花の魅力が際立って、美しさをより一層感じられるものです。そんな、一輪の花を飾るように、日々のコーディネートにもひとさし、美しい彩りを添えることがでれば、華やいだ空気に包まれて、どんな時も素敵な女性でいられるはず・・。

そんな想いから、美しさを凝縮した、小さなバッグをお作りしました。

「一生をかけて使ってもらいたい」
そこで出会ったのは、革と対話するように一つ一つに愛情をかけ、作りあげている職人でした。

日本の職人の手仕事は、世界でも指折りの高品質であるといわれています。 細やかな作業を得意とする性質を持つ日本人ならではの職人技。
力を加えるために機械を使っていても、ベルトコンベアのように自動で動くものでもなく、どんな小さな工程でも必ず職人の「手」が加わっています。

素敵なバッグは手にした瞬間、気持ちを明るくする。バッグの先にある使う人の笑顔を想い、私たちは職人とアイディアを出し合いながら二人三脚でより良いものを作り続けています。何年も、何十年も、あなたに大切に使っていただけますように・・