2022/02/16 update
こんにちは!花をモチーフにしたレザーブランドAETHER企画担当の小松です。
AETHER(エーテル)では普段から、お店に花を飾ったり花からインスピレーションを受けて新作を作ったりしています。
花を部屋に飾るだけで、その場が華やかになり気持ちまで潤うのでいつでも花を飾っておきたい。でも切り花の命ってとっても短いですよね。思わず花屋さんで一目惚れしたお花や、プレゼントでもらったお花など、その美しさをずっと楽しむために、ドライフラワーにしてみませんか?今回は自宅で簡単にできるドライフラワーの作り方をご紹介します!
目次
ドライフラワーの種類
一番簡単でよく知られているドライフラワーの作り方としては、吊るして乾燥させていく方法かと思いますが、実は花によって向いている作り方がいくつかあります。今回は4つご紹介します。
・風通しの良い日陰に吊るしておく『ハンギング法』
・お花を少量の水に挿し、少しずつ蒸発させていくことでお花の水を抜いていく『ドライインウォーター法』
・お花の茎を切り、密閉容器にお花とドライフラワー用シリカゲルを敷き詰めて一週間ほど置いておく『シリカゲル法』
・グリセリン1:熱湯3の溶液を作り、冷ました溶液にお花を挿して冷暗所で10日ほど置いておく『グリセリン法』
ドライインウォーター法は、かすみ草のような丸い形、ふんわり感を大切にしたいお花に向いています。茎や枝が曲がりやすい植物はドライになるまでに首が曲がってしまうため、あまり向きません。
バラなど、花びらが多いお花なら綺麗な色が残りやすい、シリカゲル法が。ただ、茎を切らなければいけないため、ハーバリウムなどに使うドライフラワーとして作るのは向いていますが、スワッグなど、吊るして飾りたい時には不向き。
少し手間がかかるグリセリン法は、紫陽花など、お花のボリュームを落とさずに生花の鮮やかな色を残しつつドライフラワーにすることができる方法です。グリセリンを吸い上げさせてドライにする上で大切なことは、咲きはじめのお花を使うこと。元気なお花を使うことで、グリセリン溶液が全体によく行き渡るようになります。
今回は、もっとも簡単で手軽にできるハンギング法を詳しくご紹介します。
ハンギング法のやり方
[1] お花を麻紐などでしばり、風通しの良い日が直接当たらない場所で吊るす
[2] 約1週間から2週間ほどでドライになる
ハンギング法のコツ
[1] 束にするより少量ずつ吊るす
[2] なるべく新鮮なお花を使う
[3] 風通しの良いところに吊るす
[4] 直射日光の当たらないところに吊るす
ハンギング法は、手間をかけずに簡単にドライフラワーを作ることができる、一番気軽な方法です。一方で、ドライになるまでに花の色が悪くなってしまうことがあり、綺麗な色にするのが難しいといった特徴もあるので、できる限り早く乾燥させられるような工夫が必要です。コツは、風通しの良いところに吊るすことです。花瓶に生けていた場合は、水に浸かっていた部分を切り落とし、余分な葉は取り除きましょう。
ドライフラワーに向いてるお花
お家で簡単にできるドライフラワーの花をご紹介します。
・ラベンダー
・ミモザ
・ユーカリ
・かすみ草
・スターチス
・エリンジウム
全体的に水分量が少ないもの、茎がしっかりしている花を選ぶのがポイント。
紫陽花やバラは茎がしっかりしていますが、ハンギング法だと色が落ちやすいという点もあります。
スターチスや色付きのかすみ草は、生花の時に色水を吸わせて染めているものが多いため、ドライにしても色味が変わらず、長続きするという嬉しいポイントも。花の色は白、赤、黄色、ピンク、青、紫など多くの色彩を楽しむことができます。開花期が長いことから観賞用や贈り物としてお花屋さんの店頭にはほぼ一年中出回っているため、ドライフラワーやスワッグ作りにおすすめです。
本物の花を閉じ込めたレザーアイテム
レザーブランドのAETHERが創業から大切にしてきた花というモチーフ。「いろんな花を、一枚の革の上で本物のブーケのように仕立てたい・・」 途方もなく思えたその夢がやっと叶い製品化できた、オリジナルの押し花レザー。本物の花を閉じ込めたそのレザーアイテムは、AETHERでしか出会えない特別なものです。