みなさん、こんにちは。
強い日差し、アツアツの歩道。気温はもう少し下げて欲しいところですが、せっかくの夏です。この季節を満喫できるバッグや小物で夏スタイルを楽しみたいですよね。
そこで今回は、毎シーズン大人気のエーテルの夏バッグ「MANONマノン」をご紹介したいと思います。
題して「おうちバカンス」。
お盆休みが明けたばかりですが、最近は自由に夏休みを取る方も増えていますよね。エーテルも夏休みはフリースタイル。
これからバカンスというスタッフも多くいます。
とはいえ、今年はコロナ禍の中の夏休み。のびのびと遠出は難しいかもしれませんね。そこで、せめて気分だけでも夏を味わおう!と、今回手にしたバッグがマノンなんです。
3つのイイ素材を使ったカゴバッグ
楽しみ方をご紹介する前に、少しだけ素材の自慢話しをさせてくださいね。
カゴバッグというと素材もつくりも多種多様。“カゴ”としての印象が強いカジュアルなデザインが多い中、エーテルのカゴバッグ“マノン”は、こだわりの素材でつくられた“上質なバッグ”なんです。
ポイントは3つの素材。
①ひとつ目はカゴ素材
マノンには“アラログ”という種類の上質なラタンを使用しています。ラタンは家具などでもメジャーな素材ですが、熱帯雨林のジャングルに自生するヤシ科の植物です。
中でも“アラログ”は強度があるため手作業でしか編めません。つまりひとつひとつが手編みの1点もの。染色などの加工をしていないナチュラルな状態なので、使うほどに風合いが増すという魅力つきです。
②ふたつ目はハンドルの革
マノンの持ち手には、国内の上質な本革を選びました。タンニンという植物の渋でじっくりと加工した革は、色にも質感にも深みが出ます。オイルを含ませた革なので使うほどに少しずつ艶が増していくんです。
また、革を二枚貼り合わせたことで、強度のあるアラログにフィットするしっかりとしたハンドルに。マノンが“カゴ”では なく“上質なバッグ”に仕上がっているのは、このハンドルの印象が大きいのかもしれませんね。
そうそう、存在感のあるフリンジもこのバッグのチャームポイント。高級感とファッション性を添えてくれる大切なアクセントになっています。
③三つ目は内装のリネン素材
そしてマノンに大人の魅力をプラスしているのが内装のリネン素材。世界的にも有名なリネン糸の老舗「ハードマン社」の リネンを贅沢に使用しています。このハードマンズリネン”は、麻袋や麻縄の素材となるヘンプ(大麻)やラミー(苧麻) ではなく、亜麻科の“フラックス”と、伝統のある“アイリッシュリネン”のふたつの素材を紡績(糸をつくる作業)してつく られています。
吸湿性や通気性、そして速乾効果も高く、高温多湿な日本の夏にぴったりのリネン生地なんです。スカーフを結ぶようにバ ッグの口元で結ぶデザインですので、はじめは涼しげなシャリッと感を、そして使うほどに柔らかく馴染んでいくリネンの 風合いを楽しんでくださいね。
お庭や公園でプチバカンスはいかがですか?
街に似合うカゴバッグのマノンですが、今回はバカンス気分を優先してナチュラルな楽しみ方をご提案しますね。
真夏は早朝が快適。お日様が昇ったばかりの数時間は、空気も澄んで気持ちのいい風が吹きます。お庭がある方はおうちの庭先で、近くに公園があるかたはお散歩を兼ねてドリンクと軽食を持って出かけてみてはどうでしょうか。
マノンは、小振りなフォルムながら容量は期待以上なんです。カゴもハンドルもしっかりと仕立てられているので、多少重いものを入れても抜群の安定感。
ペリエの750mlの瓶が1本しっかりと入ります。焼きたてのパンとコップを入れてピッタリサイズ。口元はリネン生地で自由に結べますから、もう少し背の高いドリンクを入れて容量が増えても問題ありませんよ。
お酒がお好きな方でしたら、どうぞペリエをワインにかえてバカンス気分を盛り上げてくださいね。
絵になるマノンはインテリアにも◎
最後に、マノンのもうひとつの魅力を。
手仕事で編まれた美しいカゴ、上質なレザーのハンドル、そしてリネンの大人のアクセント。そんな魅力が溢れているマノンはお部屋に置いているだけでも画になるんです。
この特集の冒頭の写真は、地中海の青空と海に映えるテラコッタカラーの町並みを思い浮かべながら、ヨーロッパ風のインテリアに模様替えをした一枚です。マノンをちょこんと置いただけで、すっかり夏気分。ちなみに、壁に掛けたツバメはポルトガルの作家さんのもの。
丁寧な手仕事でつくられたマノンは、同じように人の手でつくられたものと相性がいいのかもしれません。最後の写真のサンダルはモロッコで購入した手づくりのビーズサンダル。
高級感のあるマノンに少し抜け感のある小物を合わせれば、バカンススタイルはもちろんのこと、Tシャツやジーンズといったカジュアルなファッションも夏らしいスタイルに昇格させてくれるはずです。
街に、バカンスに、そしてインテリアにも。
エーテルのカゴバッグ“マノン”で、まだまだ暑いこの夏を楽しんでみてくださいね。