わたくしごとではありますが、先日母の誕生日があり、お花を届けた日の話。

母は陶芸をやっているので、遊びに行くといつも自分で作った茶器で紅茶を入れてくれます。わたしは家で素焼きの急須と湯飲みを使っていて、茶渋がついてきたので漂白したほうがいいかと相談すると、絶対にダメだと言われました。

「陶器や土ものは茶渋に限らず、料理の油が徐々に染み込んで、いい味になっていくの。それが個性になって、使えば使うほど自分だけのものになっていくのが面白いのよ。革だってそうでしょ?」

なるほどね~と思いました。プロダクトだけど、ただのモノではない感じ。一緒に時を重ねて、自分のものになっていく。

「今日もらった花は、こないだ焼きあがった新作の花器に生けようかな。しばらくしたらドライにして、時の経過を楽しむわね。」