みなさん、こんにちは。
クリスマスのイルミネーションが美しい季節になりましたね。ジャズのストリートライブ、にぎわうカフェ。そんな幸せな光景に心がほっこり思わずウルウル。このまま穏やかな日々が続きますようにと祈った週末でした。
さて、本日の“旬の花と、花言葉”12月篇は、クリスマスシーズンに飾りたいスワッグやリースにおすすめの植物をご紹介します。大人に似合うグリーンのグラデーションをぜひお楽しみに。
今月は“クリスマススワッグ”のプレゼントもありますので、どうぞ最後までお付き合いください。
永遠の命の象徴“針葉樹”
クリスマスツリーといえば“モミの木”。見上げるほど大きな本物のモミの木にクリスマスの飾りつけをしてみたい。子どもの頃に憧れた人は多いのではないでしょうか。
モミの木をはじめとする“常緑の針葉樹”は、花が終わり木々の葉が落ちきった寒空の下に色を与えてくれるとても貴重な植物です。クリスマスツリーやリースに用いられる以前から、永遠の命のシンボルとして大切にされてきたと言われています。
あたり一面を雪で覆われる銀世界にも砂漠のような荒野にも、ほんの少し緑があるだけで生命力が溢れてきます。美しい紅葉に季節の移ろいを感じるのも、常緑樹のおかげなのでしょうね。
このコンテンツ“旬の花と、花言葉”では、「ハナと枝」のフローリストみどりさんに、いつも美しい季節の花をセレクトしていただいています。今回は、いろいろな“針葉樹”と“ユーカリ”をミックスして、とても大人なワントーンのスワッグを届けてくださいました。
オーストラリアが原産の“ユーカリ”は、夏にクリスマスを迎える南半球を代表する植物ですよね。北半球をイメージした針葉樹と南半球のユーカリ。正反対なのにとてもマッチするから不思議です。
ユーカリの花言葉は、『再生』『新生』。
また『思い出』や『慰め』という言葉もあります。
その効用からも納得の花言葉。オーストラリアの原住民アボリジニの人々は、古くからユーカリの葉を薬として使っていたと言います。爽やかな香りのするアロマテラピーの精油としてもメジャーですよね。
フローリストみどりさんが選んでくれたグリーンたちは、こんなにたくさん。
針葉樹:「ブルーバード」「ブルーアイス」「ジュニパーベリー」
ユーカリ:「テトラゴナ」「バルブラ」「ササバユーカリ」
その他に、「ヤシャブシャ」「キブシ」「フィリカ」「白樺」「シロタエギク」
鈴の音が聞こえてきそうな「テトラゴナ」の実や、トナカイのツノを連想させる「シロタエギク」など、グリーンのワントーンの中にさりげなくクリスマスを感じられる、とても大人なセレクトですよね。
青い実を付ける針葉樹“ジュニパーベリー”は、すっきりとした香りでむくみに効果のあるアロマとしても人気ですよ。
スワッグは花瓶に飾ってもドライでもOK
クリスマスといえばツリーにリースがメジャーですが、最近では花束を逆さまに吊り下げる“スワッグ”も人気です。
スワッグとは、ドイツ語で“壁飾り”を意味する“swag”のこと。その歴史はとても古くはっきりとした起源はわかりませんが、魔除けや樹木信仰、太陽信仰に由来がありそうです。
今よりももっと自然を身近に感じて生きてきた人々からすれば、それはとてもピュアな風習だったのだろうと想像できますよね。
スワッグの魅力は、フラワーベースに飾ってもよしドライでもよしと、どちらでも楽しめること。逆さまにしなければブーケの状態ですから、大切な方へのギフトにもオススメです。
今回の針葉樹やユーカリのように、ドライでも美しい植物がベースなら長い期間楽しんでもらえます。ミニサイズにすればちょっとしたスペースに飾れますし、これからのクリスマスシーズンのギフトにもぴったりです。
ぜひ、クリスマスのギフトにセレクトしてみてくださいね。
この季節限定“クリスマススワッグ”をプレゼント!
この連載では、季節のミニブーケをプレゼントしていますが、今回は美しい“クリスマススワッグ”を1名様にプレゼントいたします!!
いつも素晴らしい旬のお花を教えてくれる「ハナと枝」のみどりさんに素敵にアレンジしていただきますので、どんなスワッグが届くのかお楽しみに!
エーテルからのクリスマスプレゼント。ぜひご応募くださいね!
※今月の応募キャンペーンは締め切らせていただきました。ご参加ありがとうございました。当選者の方には、ご記入いただいたメールアドレスに後日ご連絡させていただきます。
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【ユーカリ】
学名:Eucalyptus
分類:フトモモ科ユーカリ属
原産地:オーストラリア
別名:ユーカリノキ(有加利樹)
開花期:通年
誕生花:11/7、11/18
花もち:10日〜2週間程度