みなさん、こんにちは。エーテルの清水です。
3月に入り、いよいよ春ですね。万物の発(は)る季節、草木の芽が張(は)る、または気候の「晴る(はる)」など、春の語源は諸説あります。どの意味だとしても爽やかで前向きな響きですよね。
本日は、そんな明るい季節を届けてくれる花「チューリップ」をご紹介します。チューリップは3月の誕生月の花。新たな旅立ちの季節を祝うように咲く姿が印象的ですよね。
毎月ご好評をいただいている、ブーケプレゼントもご用意しています。ぜひ、最後までお付き合いください。
3月の誕生花“チューリップ”
チューリップが国花のトルコなど中東地域が原産の「チューリップ」。トルコの女性が身につけるスカーフ「トゥルベント(Tulbend)」が名前の由来だと言われています。ただ、原産地のトルコではチューリップのことを「ラーレ(Lale)」と呼ぶのだとか。
この呼び名の違いは、チューリップをヨーロッパに持ち帰った植物学者ブスベックの勘違いだとも言われていますが、柔らかなスカーフとチューリップの花びらのイメージを重ねて、彼はあえてそう名づけて持ち帰ったのでは?なんて想像してみました。
花たちがそれぞれもつストーリーはそれぞれユニーク。遥か遠い歴史や景色を思い浮かべる時間もまた、花を愛でる楽しみのひとつだなと思います。
花言葉は「思いやり」
エーテルでは、切花からお庭も手がける「ハナと枝」のフローリストみどりさんに素敵なお花をセレクトしていただいています。今回は、エーテルにぴったりのとてもキュートなチューリップを届けてもらいました。
その名も「マリリン」。
なんて可愛い名前なのでしょう。
白いベースにスッと入る濃いピンク色のライン。一重のユリ咲に細い茎がまた可憐さを引き立てます。複数の種類のチューリップを混ぜる楽しみもありますが、マリリンはぜひシンプルに一種類で。
「浅めの花瓶にふわりと活けると、マリリンらしい伸びやかさが出て可愛いですよ」とみどりさん。
日中には花びらが開き、夜になるとシャープな印象に。朝晩で違う表情を楽しめることもチューリップの魅力です。
チューリップの花言葉は『思いやり』『博愛』。
また、色ごとの花言葉も素敵です。
赤い花は『愛の告白』
ピンクの花は『愛の芽生え』
オレンジの花は『永遠の愛情』
紫の花は『不滅の愛』。
『愛』がキーワードのチューリップ。思いやりが花言葉なんて、なんだか心の中がぽかぽかしてきますよね。3月生まれのみなさんは、春のような温かな愛に守られている。そんなふうに思っていただけたら嬉しいです。
チューリップは、茎も葉もしっかりとしていて扱いやすいお花ですから1本で活けてもまとめて活けても絵になります。大きめの花瓶にさっと活けるだけでも存在感は抜群です。
お天気の良い日にぶらりとお散歩。そんな帰り道にはぜひお花屋さんに寄ってチューリップを1本買ってみてください。キッチンやドレッサーにさりげなく飾るだけでも元気が出てきますよね。ぜひいろいろな種類のチューリップをお部屋に飾ってみてくださいね。
誕生花のブーケをプレゼント!
この連載では、毎月の誕生花のミニブーケをプレゼントいたします!
「その時々、一番美しいお花をお届けします」とみどりさん。プレゼントのブーケは、お届けのタイミングで旬のお花を選んでいただきますので、チューリップの花の色や種類はお任せくださいね。
最後になりましたが、3月生まれのみなさまお誕生日おめでとうございます!どうぞ素敵なお誕生日をお過ごしください。
※今月の応募キャンペーンは締め切らせていただきました。ご参加ありがとうございました。当選者の方には、ご記入いただいたメールアドレスに後日ご連絡させていただきます。メールフィルタをご利用されている場合は、[aet.jp]ドメインからのメールを受信できるように設定してください。
【チューリップ】
英名:Tulip
分類:ユリ科チューリップ属
原産地:トルコ(中東)、中央アジア
別名:ウコンコウ(鬱金香)、ヤマツバキ(山椿)
開花期:春
誕生花:2/15、3/4(赤)、4/16、5/17(黄)、12/15
花もち:5日程度