連載3回目の「エーテル美術館」。花を描いた名画のエピソード・絵画をモチーフにした花の活け方をご紹介します。


皆さまこんばんは。エーテルスタッフの遊佐です。
本日は連載3回目の「エーテル美術館」をお送りいたします。花を描いた名画のエピソードのご紹介と、実際にその花を現代の私たちの暮らしになじむようにもっと気軽に、もっとコンパクトに活けてみよう、というコラムです。
今回ご紹介させていただくのはオディロン・ルドン作の『花瓶(ピンクの背景)』。画家の幸せな気持ちがひしひしと伝わるような、暖かみのあふれる絵画です。美術館で過ごすひとときのように、のんびりとご覧になってください。
画風から紐解く、人生の山と谷
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30代後半~40歳ごろから画家としての道を歩み始めた遅咲きの芸術家、ルドン。
孤独な幼少期を過ごしたことや、長男が生後半年で亡くなってしまったことから初期作品は暗いものでしたが、待望の次男が生まれてからは一転します。
今回のコラムでご紹介する『花瓶(ピンクの背景)』は、晩年に描かれた作品。愛する妻と息子に囲まれ、まさに幸せの絶頂。そんなルドンの内面を象徴するかのようです。人生の谷の部分では暗く、山の部分では明るく…批判にも屈せず、ただ淡々と「自己の内面」を描き続けた姿は、まさに象徴主義の父と言えます。
ときめきのルドン風ブーケ
ルドンが好んで描いたのはポピーやマーガレットなどの素朴な花。また、新しいものをどんどん取り入れるよりも、気に入ったものを長く使う性格だったらしく、同じ花瓶を用いた別の作品が複数残されています。
素朴な花と、使いまわしの花瓶。どことなく庶民的なルドンの描く花は、現代の私たちの生活にもしっくりと馴染みます。
ルドン風ブーケのポイントは、象徴主義のように「自分の内面に誠実でいる」こと。難しく考えず、好きな花、色、形、自分の心がときめくものだけを集めて花束にします。今回メインに用意したのは、自分の誕生花のリコリスと、一目惚れした青みの強いローズマリー。一緒に活けたグリーンや季節の花(ジニア)のおかげで、素朴な雰囲気は残しつつも窓辺がふわっと華やぐブーケが完成しました。
連載の続きでは、絵画に関するエピソードや、さらにお花を楽しむ一工夫などを詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
INSTA LIVE
明日インスタライブ開催
10/22(木)20:00より、インスタライブを配信いたします。23日(金)先行予約開始の新作・レター型長財布や、今月リニューアルした誕生日ノベルティをご紹介。さらに今後発売予定の「2wayバッグ」や「サクラレザー新作」を初公開いたします!お時間のある方はぜひご覧ください。
USER’S VOICE
「トゥシェ」巾着バケツバッグ・ブルジョン
皆様からいただいたレビューの中から、お客様の声をご紹介いたします。
このバッグを持ってると、街中ですれ違った人に「あの人なんか可愛い」、職場の人に「バッグ可愛いですね」と言われ、褒められることが続いてます。ころんとふりふりっとしていて持ってると可愛い気分になれます。
(デザイナーMより)大変嬉しいメッセージありがとうございます!お客様から喜びのお声をいただくと、デザインして良かったと心から思います!バッグを褒められるのはもちろん嬉しいのですが、ブルジョンを持つことで「お客様ご自身が褒められる」なんてデザイナー冥利に尽きます。
こちらのメッセージをいただき、社内スタッフとも「私も買っちゃおうかな」「まさに主役級存在感のバッグだね!」なんて盛り上がってしまいました。これからもこのバッグとともに、お出かけを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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