皆さまこんにちは。エーテルスタッフの遊佐です。
早いもので季節はもう春。卒業や引っ越し、入学と、たくさんの素敵な門出が訪れる時期ですね。
エーテルでも、門出を迎える方への贈り物をお買い求めの方が、とても多くいらっしゃいます。少しの心配と、たくさんの応援の気持ちを込めた、愛情溢れるプレゼント。
「少しでも長く側に」という気持ちの表れでしょうか。ダイヤモンドのような堅牢さを持つ、コードバン「ディアマン」シリーズを贈られる方が一番多い季節でもあります。
一緒に過ごした月日の分、美しく変化していく唯一無二の革。
こちらのコラムでは、エーテルのコードバンが辿る経年変化の様子や簡単なお手入れ方法を、スタッフが実際に愛用している三色のフラグメントケースを用いてご紹介します。
コードバンを贈るご予定の方、受け取った方、双方のご参考になれば幸いです。
贈り物に込められた意味
エーテルのコードバン「ディアマン」シリーズは現在、財布8型、キーケース1型、カードケース1型を展開しています。
プレゼントを贈る時やいただいた時、贈り物に込められた意味も気になるところ。どの型もとても素敵な意味が込められたアイテムなので、贈る用途や相手に合わせて気持ちを伝えてみてくださいね。
〈財布〉
毎日持ち歩くアイテム。「あなたと一緒にいたい」という意味が込められています。
〈キーケース〉
家の鍵など、心休まる場所にまつわるアイテム。「あなたを見守る」という意味が込められています。
〈名刺入れ・カードケース〉
仕事にまつわるアイテム。「あなたを応援している」という意味が込められています。
使用1か月目 ローズベージュ
画像はエーテルスタッフが1ヶ月間使用したローズベージュのコードバンです。
使い始めの頃と比べて、財布の開閉がややスムーズに。
ほんのり深みが生まれたベージュのニュアンスに、愛着が湧いてきます。
新品のものと並べると、まだそこまで大きな変化はありません。
お手入れをしながら使い込んでいくことで、さらに艶が増し、奥行きのある色味へと変化していきます。
使用3か月目 クラシックレッド
画像はエーテルスタッフが3ヶ月間使用したクラシックレッドのコードバンです。
使い始めの頃はマットだった艶が、やや強い輝きに。
毎日持ち歩いているためうっすらと小傷が付いていますが、革を育てていく過程では傷も自分らしい風合いに感じます。
3ヶ月間使用すると、はじめはややきつく感じた裏面のカード段も程よい柔らかさに。
使う人に合わせて、見た目だけでなく機能性も変化していくのが革の楽しいところですね。
使用4ヶ月目 ブルーグレー
画像はエーテルスタッフが4ヶ月間使用したブルーグレーのコードバンです。
こちらもクラシックレッドと同じく、マットな艶から立体的な輝きに。
メインウォレットとして使用しているためやや小傷はあるものの、他のカラーと比べるとこの色はスレや傷の凹凸が目立ちづらいように思います。
4ヶ月間使用すると全体的に革が柔らかくなり始め、フラグメントケースを大きく開く際も軽い力でスムーズに。内装革もコードバンに合わせてくすみカラーに染めているので、小銭によるスレや汚れがあまり目立ちません。
上手にお手入れできるか不安な方は、他のカラーよりもやや傷や汚れが目立ちづらいこの色がおすすめ。プレゼントで色選びに迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
モノだけでなく時間を贈る
エーテルのコードバンを使い始める際、クリームや防水スプレーなどの特別な準備は必要ありません。使用しているうちに段々と手の脂分が馴染んで、独特の風合いが生まれます。
いずれ革の乾燥が気になり始めたら、その際にはレザークリームを。
クリームを拭き上げるクロスは古布でも問題ありませんが、きめ細やかで柔らかい専用のクロスがひとつあると便利です。
コードバンの基本的なお手入れはこれだけ。簡単な工程ですが、お手入れをするのとしないのとでは革の艶や長持ち具合が全く変わってきます。
贈り物にコードバンをご検討中の方は、ぜひレザークリームとポリッシングクロスもご一緒に。
もらった時の嬉しい気持ちを思い出しながら、大切に革を手入れする。モノだけでなく、そんな素敵な時間まで一緒にプレゼントすることができるのも、コードバンならではの魅力です。
新たな日々に寄り添う
出会いと別れが訪れる春。たくさんの思い出、感謝、希望、ほんの少しの後悔や苦い気持ちも飲み込んで、どうか素晴らしい門出となりますように。
エーテルでは、コードバンの他にも皆さまの新たな日々に寄り添うアイテムをたくさんご用意しています。
大切な贈り物をお探しの際は、ぜひご利用ください。
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