みなさん、こんにちは。“立春”が過ぎ、暦の上では春の到来です。立春とは、太陽の動きに基づいた暦“二十四節気（にじゅうしせっき）”における春の始まり、一年の始まりとされる日です。
また、今週末には二つ目の節気“雨水（うすい）”がやってきます。雪が雨に変わる、雪解けが始まる時期という意味だそう。木々の蕾が膨らんだり、野花の芽が土から顔を出したりと、季節の移ろいを感じますよね。
本日は、そんな明るい季節を想わせるフレッシュなグリーンとホワイトのお花たちをご紹介します。たくさんの方にご応募いただいているブーケプレゼントもご用意していますので、どうぞ最後までお付き合いください。
癒しの「緑」浄化の「白」
都会からでも、車や電車で足を少し伸ばせば自然に触れることができる日本。国土の約３分の２が森に覆われ、森林率はスウェーデンとほぼ同等の世界有数の森林大国です。
私たちの原始的な記憶の中にある森の景色。やわらかな若葉の色や、青々とした常緑の色。「緑色」に癒しを感じるのは、ごく自然なことなのかもしれません。
カラーセラピーでは、緑色は「調和」の色。自己と他者の調和をサポートしてくれる色だそうです。自然とのつながりから、安らぎや生命力という意味を持ち、心を癒す効果があると言われています。
今回のブーケプレゼントでは、そんな美しいグリーンをベースに、純粋無垢なカラー「白」をミックス。フレッシュで穏やかなエネルギーを放つブーケをお届けしたいと思います。
お花を選んでくださったのは、「ハナと枝」のフローリストみどりさん。今回も、素朴なのに魅力的な３種類の草花で、とても洗練されたブーケをつくってくださいました。
１種類目は、パーロット咲きの緑×白の「チューリップ」。
緑色のチューリップの花言葉は「美しい目」。繊細で素敵な花言葉ですよね。
２種類目は、クローバーの仲間でふたつのキャンドル型の花をつける「ツインキャンドル（トリフォリウム）」。花言葉は「素朴な可愛らしさ」。
３種類目は、春の七草のひとつ「ナズナ」。「ペンペン草」の別名を聞くと親しみが湧く方も多いかもしれません。花言葉も「すべてをあなたに捧げる」と健気。
癒しのエネルギーに満ちた３種類のお花たちを飾るだけで、清涼感がみなさんを包んでくれるはずです。
光と水の色、白（クリア）
素朴なグリーンにミックスした白。カラーセラピーでは、白は「クリア」とも言われ、すべての色が等しく混じり合った「光」を象徴しています。ネガティブなエネルギーを遮り、精神を浄化させる効果があるのだとか。
色の中で最も明るい白は、無垢で清らかでありながら強さを秘めた意志のある色でもあります。それゆえ、リスタートやリセットという意味も持つようです。なんとなくリフレッシュしたいなと感じたら、白いお花を選ぶと良いかもしれません。
ただし、白（クリア）は、完璧さや繊細さという側面も持つそう。今回のブーケように大地と癒しの色のグリーンを混ぜると、全体のバランスが良くなりそうですよね。
エーテルの人気シリーズMARGUERITE（マルグリート）は、まさに光（クリア）を表したようなアイテムです。マーガレット柄の型押しの上にパールやラメが輝き、光を優しく反射させます。
カラーバリエーションの“グリーン”や“マルチカラー”なら、今回ご紹介した緑や白（クリア）のセラピー効果も期待できそうです。
フレッシュなブーケをプレゼント！
心がフレッシュになる癒しのお花たちはいかがでしたか？春はスタートの季節。気持ちを変えて新たな挑戦を目指す方、また、卒業や入学、入社といったシーンの贈り物にもピッタリの色でしたね。
連載“花と色”では、素敵なフローリスト「ハナと枝」のみどりさんがつくる素敵なブーケをプレゼントしています。
「その時々の魅力的なお花をお届けします」とみどりさん。プレゼントのブーケは、お届けのタイミングで旬のお花を選んでいただきますので、お花の種類はお任せくださいね。
それでは、また次回。
※今月の応募キャンペーンは締め切らせていただきました。ご参加ありがとうございました。当選者の方には、ご記入いただいたメールアドレスに後日ご連絡させていただきます。
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