SUPER MOON & LUCKY DAY|スーパームーン

2024年のスーパームーン

2024年のスーパームーン

こんにちは、エーテルの清水です。

お天気に恵まれた連休が過ぎ、少しずつ気持ちのいい風が吹いてきました。空が高く澄みわたる季節ですね。オレンジ色の黄昏時も一番きれいな時期かもしれません。

さて今週の2024年10月17日(木)は満月です。しかも、月と地球の距離が近づく今年最大の「スーパームーン」なんです。この日は、寅の日と大安も重なりますし、さらに10月20日過ぎまで彗星も観測できそうなラッキーウィークになりそうです!

さて本日は、太古の昔より神秘に満ちるお月さまの話しをご紹介します。秋の夜長に温かい飲みものと一緒に、どうぞ気ままにお読みください。


日本独自のお月見「十三夜」と「十日夜」

2024年のスーパームーン

四季の季語の代表と言えば、春の「花」に対して秋の「月」。秋の夜空に覚える感動は、時代や人を越える普遍的な美しさなのでしょうね。

そんな秋の夜の楽しみのひとつに「お月見」があります。お月見と聞くと十五夜(旧暦8月15日)中秋の名月を思い浮かべますが、他にも「十三夜(じゅうさんや)」や「十日夜(とおかんや)」と呼ばれる日本独自の風習があることをご存知でしょうか?

十三夜は十五夜の1ヶ月後、旧暦9月13日に行うお月見で「後(のち)の月」とも呼ばれます。十五夜と同じ場所でお祝いすると縁起が良いのだとか。2024年の十三夜は10月15日(火)。そう、今夜です。

この季節に採れる栗やお豆を備えたことから「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれます。秋らしくて、なんとも美味しそうなネーミングですよね。

2024年のスーパームーン

また、十日夜は、さらにその1ヶ月後の旧暦10月10日に行われる収穫祭です。今年の十日夜は11月10日(日)。十五夜に十三夜、そして十日夜。3日間すべての夜にお月見ができたら幸運です!

さて、このお月見の歴史は縄文時代まで遡るようです。日本の神話に登場する三貴神、太陽の神さま「アマテラス」海の神さま「スサノオ」、そして月の神さま「ツクヨミノミコト(月読命)」。

ツクヨミは、アマテラスやスサノオに比べて逸話が少なく謎めいた存在のようですが、月を読むと書くように、暦や時間を司る神、夜を守る神、または農耕の神として信仰されていました。

今よりも月の動きと農業が密接に関係していた時代、豊作を祝い月に感謝することは自然の営みだったのでしょう。ちなみに、ツキ(運)があるという言葉は、月読(ツキヨミ)からきているのだとか。

美しいお月さまを見上げると「ラッキー!」と思える、私たちのそんな素直な気持ちは古代からつながる本能なのでしょうね。


スーパームーンで月光浴

2024年のスーパームーン

この時期、よく耳にする「スーパームーン」という言葉。正しい定義はないようですが、ざっくり言うと地球に近づき大きく見える満月のこと。主に8月から11月までの満月を指すようです。そして今年一番のスーパームーンが見られるのが2024年10月17日(木)の夜。

夕暮れ時、地平線から登るタイミングに月が最も大きく見えるのだそうです(これを月錯覚と言います)。ちなみに、美しいまん丸を描くのは20時26分。どちらも眺められたらラッキーですよね。

満月は、「望(ぼう)」や「望月(もちづき)」とも表現します。【望(ぼう)】とは、願うこと、遠くを見ること。金と銀を混ぜ合わせたような荘厳な色に輝く満月を見れば、人は何かを願わずにはいられません。

月の光には、気持ちをリラックスさせる癒しの効果があるのだとか。夜の静けさや星の瞬きも月光浴の効果の一つなのでしょうね。特に、冬へと向かうこれからの季節、深々と身体に沁みる月の光りは、私たちの感性を研ぎ澄ませてくれそうです。


「二十三夜待ち」で無病息災を

2024年のスーパームーン

月と太陽。大地を照らす対象的な二つの星は、はるか遠い祖先の時代から神秘に満ちた存在でした。眩しすぎて直視できない太陽とは違って、暗闇を照らし私たちに神秘の姿を見せてくれるお月さま。

月夜(つきよ)、という響きだけでも情緒がありますが、見えない夜にも月を想う「無月(むげつ)」なんて言葉まで。それだけ月が身近で大切な存在だったということですよね。

その様子がわかる風習に「月待講(つきまちこう)」があります。月齢の二十三夜の晩に仲間で集まるという習わしです。二十三夜の月が登るのは真夜中。「二十三夜待ち」とも言って、この深夜の下弦の月を眺めると病気にならないという言い伝えもあるそうですよ。

また、アメリカの先住民族ネイティブアメリカンの文化では、12ヶ月の満月に季節を把握する名前を付けていました。10月の満月は「ハンターズムーン」。強い月明かりを頼りに狩りをする季節という意味なのでしょう。

その近さから月は地球の欠片だったという説も。それだけに、月と人類との絆は時代も国境をも超えるようです。いよいよ深まる秋。長い夜には月光浴がおすすめです。お月さまは周期によって昼間にも登っていますから、白い月を見つけたらぜひ深呼吸を。

みなさま、月のエネルギーをたっぷり浴びて素敵な日々をお楽しみください。

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