みなさん、こんにちは。
日中はポカポカ、夜はヒンヤリ。明るい色の万能なストールが一枚欲しくなると、春だなあと思います。そんな寒暖差が咲かせる花といえば“サクラ”です。
サクラが美しく満開になるためには、ぐんと冷えた寒い冬が必要なのだそうです。この冬は東京にも雪が積もるほど寒かったですから、美しいサクラの景色が楽しめるかもしれませんね。
日本でもっとも愛されているサクラは“4月の誕生花”です。別れや出会い、人生の大きな節目と共に記憶される特別な花。今日は、4月生まれのみなさんに寄り添う誕生花、サクラについてお届けしたいと思います。
また、誕生花のブーケプレゼントもご用意しています。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
“サクラ”の名の由来は日本の神話から”
古くはギリシャから伝わるという誕生花。遥か昔の人々と花に寄せるイメージで繋がれるなんて神秘的ですよね。
4月の誕生花“サクラ”の名前にも日本の神話が残されています。天照大神の天孫“ニニギノミコト”が一目惚れした、花のように美しい女神“コノハナサクヤヒメ”の“サクヤ”が由来なのだそう。
美しさと儚さの象徴“コノハナサクヤヒメ”。私たちがサクラに魅せられてしまうのは遺伝子レベルの特性なのかもしれません。春霞の中に浮かび上がる満開のヤマザクラと、それを静かに見上げる昔の人々の姿が見えてきませんか?
その他にもサクラには逸話が尽きません。梶井基次郎や坂口安吾などの文豪たちが、サクラの樹の下の少々こわい秘密を題材にしているように、“神霊の依る花”とも言われてきました。
一重咲きのサクラはひとつ一つの花はとても小さく可憐なのに、満開になった途端にその表情が一変。散り際には、これでもかと人の心を揺さぶるサクラ。
春のはじめに、太古の景色やメッセージを届けてくれるサクラのおかげで、私たちはいつまでも日本に伝わる美意識や感性を失わずにいられるのかもしれませんね。
花言葉は「精神の美、優美な女性」
このコンテンツでは、「ハナと枝」のフローリストみどりさんに素敵なお花をセレクトしていただいています。
今回は、濃いピンクの啓翁桜(ケイオウザクラ)、白と淡いピンク色の吉野桜(ヨシノサクラ)の2種類をサクラだけのシンプルで贅沢なブーケにして届けてくれました。
サクラの花言葉は『精神の美』『優美な女性』。
まさに、サクラにふさわしい花言葉です。新年度を迎える4月は、何かと変化も多く心が落ち着かないこともありますよね。そんな時こそサクラの花言葉を胸に置きたいものです。
4月生まれのみなさんは、太古と精神でつながっている。そんな気持ちで、新しい季節を過ごしてみると勇気が湧いてくるかもしれません。
枝モノのサクラは、枝が描く美しいラインを楽しみながら数本でいけてもいいですし、贅沢に束ねてお部屋に満開のサクラに再現しても良いかもしれません。ボリュームたっぷりに飾ると、ふわりサクラのいい香りも漂います。
サクラの木の下でお花見を楽しんだり、散歩をしながら眺めたり、お部屋の中にいけたり。サクラを愛でる人のすべてを「桜人(サクラビト)」と呼ぶそうです。桜人だなんて、素敵な呼び名ですよね。
エーテルでも、春が過ぎてもいつでもパワーをもらえるように、サクラをモチーフにした桜人にぴったりの2つのシリーズをご用意しています。
型押しレザーの“SAKURA”と水彩画のようなタッチの“FLORAISON”。どちらもエーテルオリジナルの大人気アイテムです。ご自身のお守りに、または大切な方へのプレゼントに、散らないサクラを贈りませんか?
誕生花のブーケをプレゼント!
この連載では、素敵なフローリスト「ハナと枝」のみどりさんがつくる、魅力的なお誕生花のブーケをプレゼントしています。
「サクラなどの枝モノは水切りの際に、縦に割りを入れるといいですよ」と、アドバイスもいただきました。
プレゼントのブーケは、お届けのタイミングで旬のお花を選んでいただきますのでどんなアレンジが届くのかお楽しみに!
改めまして、4月生まれのみなさまお誕生日おめでとうございます!どうぞ素敵なお誕生日をお過ごしください!
※今月の応募キャンペーンは締め切らせていただきました。ご参加ありがとうございました。当選者の方には、ご記入いただいたメールアドレスに後日ご連絡させていただきます。メールフィルタをご利用されている場合は、[aet.jp]ドメインからのメールを受信できるように設定してください。
【サクラ】
学名:Cerasus L.
分類:バラ科サクラ属
原産地:北半球の温帯
開花期:春
誕生花:4/1、4/7、4/9、4/13
花もち:5日〜10日程度