みなさん、こんにちは!エーテルスタッフの真田です。
6月21日の夏至を超え、あっという間に梅雨があけたと思ったら、もうずっと猛暑が続いていますね。
外に出た瞬間に、じと〜っと汗が出て来るほどで、外で働いているみなさんはきっと大変だろうなと、心配になる今日この頃。
そういえば先日、おばあさんがスーパーの駐車場スタッフの方に「暑いから気をつけてね」と飲み物の差し入れをしていました。
温かい心遣いに感心しつつ、「本当にご無理なさらないで」と声をおかけすると、笑顔を返していただき、また心温まりました。
さて、そんな本日は夏バテ気味の身体をいやしてくれるhoney&herbさんのハーブと、 ハーブティーのように優しい色彩が艶めく「マルグリート」シリーズから、新色をご紹介します。
夏至の日に摘まれた花々のブレンド
本日の一杯は、夏至の日に摘まれたマリーゴールド、コーンフラワー、ローズペタル、セントジョーンズワートのブレンド。
太陽の光をたっぷりと溜め込んだパワー溢れるハーブ達に、夏の疲れを癒してもらいましょう。
海のように真っ青なコーンフラワー
海のように真っ青なコーンフラワー(矢車草)。見ているだけでもスッキリするほど鮮やかな色彩です。
コーンフラワーは、ギリシア神話で半人半獣の種族ケンタウロスの賢者が薬草として使っていたという伝説があるほど、古くから薬効が知られています。また魔除けとしても信じられていて、あのツタンカーメン王の墓から発掘された花輪にも使われていた植物です。
ハーブ占星術の先駆者ニコラス・カルペッパーが治療に使っていた、マリー・アントワネットが好んでいたなど、コーンフラワーのエピソードはいくつかありますが、特にドイツ(当時はプロイセン)ルイーズ王妃の話は有名です。
ナポレオンの侵略によって首都から子供と共に避難した際、ルイーズ王妃は穀物畑に生えていたコーンフラワーで、王子たちに花冠を作って慰めていたそう。この王子の一人が後に初代ドイツ皇帝とも言われるヴィルヘルム1世で、彼はコーンフラワーを皇帝の紋章と定めました。これが現在でもドイツの国花とされている所以だそうです。
お花の歴史を辿ると、その国が歩んできた姿も垣間見えるからおもしろい。
その効能は「アントシアニン」を含むことから目の疲れの軽減や眼精疲労予防に取り入れられている他、「フラボノイド」による消息作用から口臭対策などにも役立つとされています。デスクワークやマスク生活におすすめのハーブです。
太陽のようなマリーゴールド
お湯を注ぐとゆっくりと花開き、まるで太陽のように鮮やかなマリーゴールド。
古代エジプトでは「若返りの薬」として用いられ、ヨーロッパでは「太陽のハーブ」として利用されてきたんだとか。まだ薬がなかった時代に「薬の代用品」として、人々の不調緩和をサポートしてきたそうです。
マリーゴールドに含まれる「ケルセチン」という成分は、抗酸化作用があるため美しい肌や髪を保ったり、「イソラムネチン」による抗炎症作用で、炎症を鎮めて痛みを緩和させてくれる効果が期待できます。体調が優れないときや風邪などの感染症予防にもぴったりです。
香りは少し甘くスッキリしていて、飲み口も爽やか。暑さに火照った体やリフレッシュしたいときにおすすめですよ。
ハーブティーのように溶け込む色彩
ハーブにお湯を注いだ時のような、淡いニュアンスカラーが大人気の「マルグリート」シリーズ。
植物の色彩にインスピレーションを受けたこのシリーズから、マリーゴールドのような元気の出る新色「イエロー」が発売されます。
イエロー、オレンジ、ベージュ、ピンクが溶け合い、ホワイトパールのグリッターがキラキラと艶めく新色のイエロー。
バッグからチラッと見える瞬間や、カフェでお茶をしてるとき。いつだってこの愛らしいマーガレット柄がときめきを与えてくれます。
ハーブにお湯を注ぐとじわじわと色彩が滲み出て混ざり合うように、 色彩を重ね、グリッターとパール加工で艶めきを表現したマルグリートシリーズ。 新色のイエローの他に、ブルー、ピンク、グリーンの4色展開です。
実は新作以外のカラーも、地の色をワントーン明るくし、混ざり合う色彩がよりクリアに見えるようにリニューアルします。
この変更により、ツヤや淡い色彩がさらに映えるようになりました。
新しくなったマルグリートシリーズの発売は、
かぶせ長財布が8月13日、
二つ折り財布とキーケースが8月20日発売予定です。
植物の香りや色彩に癒されて、この暑い季節を乗り切りましょう!