この革が美しさや希少価値が高い理由。

・農耕馬の特別な部位からのみ取れる革
・熟練の技術を持つ職人によってしか生産できない
・半年〜10ヶ月以上の月日がかかる
・生産が難しく手間がかかる上に、極少量ずつしか取れない

同じ量の革を使ってもコードバンでは約5倍以上の値段になってしまうコードバン。希少なこの革を手に入れるのは予想以上に難しく、サンプルを手に入れられたのはなんと半年後。納得のいく色や艶のコードバンを手に入れるには、それからまた数ヶ月・・ だからこそ、この革はやっと見つかった、宝物のようなレザーです。

外側に使用するのがコードバンなら、内側もそれに見合う品質のものを使用しなければ、外側の強度に対して内側の強度が経年劣化に耐えることが出来ません。そこで選んだのは牛革の中でも最高といわれるキップレザー。カーフより丈夫で強度があり、ステアよりきめが細かく見た目が非常に美しいのが特徴です。「外装がコードバンで内側がキップレザーなんて、ここまで贅沢な財布は見たことがない」と職人に言わしめたほど。その反面、全てを革にしてしまうと、お財布の製造工程上強度が弱くなってしまいます。そのため、一部にはレーヨンも使用し、強度と使いやすさのバランスを両立させました。

・カードポケット×１４。片側6枚、両面で12枚収納でき、小銭入れヨコに2枚収納可能。内装（小銭入れヨコカード段一部）にもコードバンを使用しています。
・フリーポケット×2。両側のカード段上部は大きなフリーポケットになっており、チケットやレシートなども収納できます。通常、外装とは違い人目に触れない部分は、コストのかからないステアレザーや布がほとんどですが、内装革にはキップレザーを使用し、布の使用も極力少なく仕上げています。
・中央にファスナーつきのコインケース、両サイドにお札スペースがあるベーシックなラウンド財布。 収納力もあり整理整頓しやすいのでついつい中身が増えてしまう人にオススメの形です。